私の両親はとても教育熱心で、小さい頃から様々な習い事をさせてもらいました。そのおかげか、私は高校卒業まで常に成績上位で、世間一般には難関と言われる大学に通学しています。ただ、私の友達には同じように小さい頃から習い事を頑張っていたのに、私よりも学力が低い人もたくさん居ました。今となって思うのは、私と彼らの明暗を分けたのは、自分から主体的に取り組んでいたかどうかという点に尽きるということです。私は様々な習い事をしていましたが、どれひとつとして両親から強制されていたものはありません。それどころか、試しにやってみたけれど、私が嫌がったので辞めたものもあったようです。それに対して、成果を上げられなかった友達は、親から言われて嫌々ながらに習い事に通っていました。いくら教育熱心とはいえども、親の価値観を子供に押し付けるのでは出る芽も出ません。まずは、子供が自分からやりたいと思う気持ちを優先させることが重要なのではないでしょうか。